管理人のケントです。
今2年間ダラダラと日記のように書いてきたこのブログを絶賛改良中なのですが
(改悪になることはないと思いますが…)
コンテンツを少しずつ増やしていきたいなと思っているので
まずは今年から1ヶ月に一冊は読みたいなと思っている本の紹介でも
少しずつ入れていきたいなと思っています😎
と言っても本のあらすじや感想をただ書いても面白くないと思うので
最終目標は読んだ人に少しでも読みたいなと思ってもらえるような記事にしていくことですね☺️
少しずつ成長していけたらなと思います!
ということで早速記念すべき第一弾は…
ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』
フランス文学の代表的な一つの『レ・ミゼラブル』といえば
ミュージカルや映画でとても有名な作品だと思いますが、
ミュージカルでは一部分しか使われていないらしく
原作をずっと読んでみたいなと個人的に思っていました☺️
今回手に取ったのは角川文庫から平成24年に出版された永山篤一さんが翻訳された
『レ・ミゼラブル』なのですが、
原作は「近代フランス国家&社会VS個人」の物語の構図を中心としているので
フランス史やヨーロッパ史、思想史などを途中で何ページもかけて説明してくれるために
とても読みづらい作品となっているので
そういった過剰な部分を削ぎ取って英訳したハーバード大学の教授のものをさらに日本語訳した作品らしく
思っていたより読みやすく楽しい作品でした!
あらすじ等は省かせていただきますが
主人公のジャン・ヴァルジャンやコゼットといった登場人物をはじめとして
出てくる人物一人一人に特徴があって面白いのと
ジャン・ヴァルジャンの不遇な境遇や素晴らしい人柄に触れつつ
最後まで読むと涙してしまう感じが読んでよかったなと思いました😢
(ちなみにすみっコぐらしの映画で泣いてしまうほど涙もろいです笑)
有名な作品なだけあって読んでよかったなと思える作品ですし
読みやすくなっているのでとてもオススメです!
フランス史に興味を持つようになったので
フランスの他の作品や『レ・ミゼラブル』をそのまま翻訳したものも読んでみたいなと思います😎
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